こちらでは、ピッコマ漫画-「お別れを希望します。」第31話のネタバレ・感想をご紹介しています。
貧しい生活を送っていた主人公は、不運な事に借金取りから逃げている最中に交通事故に遭ってしまう…
しかし、目覚めてみるとそこは彼女が読んでいた小説「妖精の花園」の世界だった。そして、彼女はその物語の中でも悪女として”気に入った男性をコレクションする”「アイネ」に転生していた…!
下記からネタバレを含みますのでご注意ください。
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ピッコマ│お別れを希望します【第31話】ネタバレ
「フォレグリーン嬢もドレスを買いにきたんですか?」
出くわしてしまったアサドを彼女が見つめていると、マリアが嬉しそうに話しかけてきました。
「ここの服は本当に素敵よね!」
「ええ…そうですね」
この状況がどういうものかを知っているリタは、アイネの後ろで〈この3人が鉢合わせするなんて…〉と戸惑います。
すると、そんなことを微塵も気にしていないようなアイネにアサドが視線を交わらせました。
「陛下の命…」
「ラインハルト卿が私の護衛をしてくださったんです」
私は大丈夫だと言ったんですけど、と言葉を被せて少し申し訳なさそうに言うマリアに、彼女は微笑んで問題ない意志を伝えました。
「それで、ドレスはお選びになられましたか?」
「それが…他の客を待っているとかでお断りされて…残念ですが帰ろうとしていたところです」
「ええ!?」
本来であれば、このシーンでフローラのドレスを着たマリアに彼が一目ぼれするはずだと訝しみました。
「あら!いらしてたんですね、お待ちしておりました!」
奥から駆け寄ってきたのはこの衣装室の店主、フローラ。
「待っていた」という言葉に「私を?」と疑問に思いつつも、ドレスを注文できるかと、ここに来た本来の理由を彼女へ伺います。
すると、マリアのほうに一度目配せをして「今は製作中のドレスがありまして…」と謝罪を述べました。
「やっぱり注文の多い時期ですもんね…」
ここもダメだったか、と項垂れるアイネ。
「いいえ、注文を受けたものではありません」
〈注文を受けてもないのに皇女マリアのドレスを断ったですって!?〉
そんなことがあるの!?と驚きを隠せないでいると、フローラの口からはさらに驚く言葉が。
「実はフォレグリーン嬢のドレスを作っているんです」
まさかのドレスが手に入る!?
思わぬ打ち明けに「私は注文してなかったのですが…」と答えると「今度いらした時にプレゼントをしたいと思ったからです」と教えてくれます。
「どうして…?」
私が何かしたかしら…
するとフローラは彼女の手を取り、自分が他の衣装室と比べては度々辞めたいと思っていたことを打ち明けました。
「今からでも他の仕事を探すべきなんじゃないか、私の服を本当に愛してくれる人がいるのだろうか…って」
何度も思ったんです。
でも…
〈つらくても諦めないこと…そうすればいつかは必ず報われますわ〉
そう言ってくれたあなたの言葉がどれだけ救いになったか、と涙ながらに語ってくれました。
「そしして祝賀会が開かれることを知り、もしかすれば来てくれるかもしれないと思っていたんです……」
「では、製作日程は私にお伝えください」
リタが衣装室の中でフローラと日を調節をしている間、アイネとアサドとマリアの3人は外で話をしていました。
「あの…すみません、こんなことになるなんて」
まさかの出来事に、せっかく来られたのに申し訳ないと頭を下げるアイネ。
「いいんです、マダムの気持ちも充分にわかりますから…」
本当に…と言って柔らかく目を細めました。
「アイネは不思議な人ですね」
「それでは祝賀会でお会いしましょう」とマリアは微笑んで馬車へと向かいました。
「…」
去って行く後ろ姿を見送っていると、アサドが「やっぱりそなたによく似合っている」と話しかけてきます。
その視線の先には、プレゼントで貰ったしずく型のネックレスが光っていました。
「よかった」
彼もまた、マリアと同様に微笑み馬車へと向かうのでした。
「……っ」
祝賀会当日
「そのドレス、とっても良くお似合いですっ!」
「ドレスに似合うようキレイにして差し上げます!」
フローラにプレゼンしてもらったドレスはまるで夜空の色のように美しく、星のようにキラキラと輝くラメと金の刺繍がとても映えています。
そして彼女をさらに美しくすべく、リタはいつにも増して準備に力を注ぎました。
「最後には金粉を!」
より一層輝くアイネに「お嬢様、本当に美しいです」と心の底から言われては悪い気はしません。
「ありがとう」
「失礼します、ラインハルト大公がお見えです!」
ちょうど準備が終わったタイミングで、アサドが来たと伝えられます。
「通してちょうだい」
扉が開いて現れたアサドは、いつもとは違う衣装に身を包んでいるせいか雰囲気が違って見えました。
エスコートするためにやって来た彼の衣装も、アイネのドレスと同じ深い青色をしています。
〈うわっ、カッコいい…!〉
その容姿は側にいたリタが思わず見惚れてしまうほどです。
「本当にいらしたんですね」
「あなたをエスコートすると約束したから」
ドレスがよく似合っている、と褒めてくれるアサドに、彼女も「大公もよく礼服がお似合いです」と言葉を返しました。
「アクセサリーもそなたにピッタリだ」
「靴も綺麗だし…なにより…」
上から下までをしっかりと褒めてくれる彼に目を向けると、自然と視線が交わります。
「…?」
きょとんとした顔でアイネが見つめていると、アサドは照れ隠しをするように咳払いをひとつしました。
ごほん。
「つ、つまり…美しいということだ」
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ピッコマ│お別れを希望します【第31話】感想
アサドとマリアが衣装室にいたのは知っていたみたいですね。
しかし、そこでドレスを着たマリアに惚れるはずの物語が実際に進んでいるものと違っていたので、今後の変化具合がさらにポイントになってくるのではないかと思います。
そして、フローラ衣装室ではアイネにドレスをプレゼントしてくれるシーンがありました。
サプライズでドレスが貰えるなんてとても素敵です…
実際に第31話で彼女のドレスを見たのですが、本当に美しかったので気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
アイネもアサドもお互いがそれぞれを意識するシーンが多くなってきたかのようにも見えました。
ついに祝賀会も当日になったので、どうなっていくのか注目ですね。
ピッコマ│お別れを希望します【第31話】ネタバレ・感想まとめ
今回は、ピッコマ作品「お別れを希望します。」の第31話のネタバレならびに感想をご紹介しました。
今後も最新話が更新されていく予定ですので、ビジュアルと共に楽しみたい方はぜひピッコマをチェックしてみてくださいね!