こちらでは、ピッコマ漫画-「お別れを希望します。」第20話のネタバレ・感想をご紹介しています。
貧しい生活を送っていた主人公は、不運な事に借金取りから逃げている最中に交通事故に遭ってしまう…
しかし、目覚めてみるとそこは彼女が読んでいた小説「妖精の花園」の世界だった。そして、彼女はその物語の中でも悪女として”気に入った男性をコレクションする”「アイネ」に転生していた…!
下記からネタバレを含みますのでご注意ください。
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ピッコマ│お別れを希望します【第20話】ネタバレ
実物のマリアは春の緑を宿したような大きな緑色の瞳に緑色の髪、真っ白な肌をしています。
春のような爽やかな雰囲気を纏っていて、彼女が「妖精の花園」のヒロイン、マリア・ルーン・アベラ・ヘスパイアだとすぐにわかりました。
〈会えないかと思った!〉と安堵したアイネは、じっとマリアを見ますが、こちらに来る様子がありません。
塞ぎがちに目を伏せてしまったマリアを見て、さっきの陰口を聞いたのだと理解したアイネ。
驚いた主催の令嬢が、「いつの間に来られたのですか⁉︎」と慌てて聞いています。
あたりはシーンとなり、気まずい空気が流れますが、アイネが口を開きました。
「大変…失礼しました!お待たせして申し訳ありません殿下」と言いながら、マリアにかけよります。
わけがわからない様子のマリアに〈大丈夫、味方よ〉とニコッと笑いかけるアイネ。
「実は殿下と2人で会う約束をしていましたの」と令嬢たちに伝えます。
「時間潰しのつもりが長居して殿下が迎えに来てくれたの」と言うアイネの言葉にポカンとする令嬢たち。
何か聞かれる前にアイネはマリアに外に出るように促して温室を後にしました。
アイネとマリアの初対面
庭を縦に並んで歩くアイネとマリア。
〈アサドとは違ってマリアには話しかけにくいな…〉
初対面が先程の陰口の席だったこともあり、アイネは他の令嬢たちに憤りを感じていました。
意を決してアイネがマリアに話しかけようとすると、マリアがいきなり「ありがとうございました」とアイネに頭を下げます。
〈いくら元平民でも今は皇女なのよ!〉とビックリしてワタワタしてしまうアイネ。
〈こんなの誰かに見られたら…〉とアサドとジェイのことが頭に浮かび身震いしてしまいます。
「何のお礼かは知りませんが、まずはお顔をあげてください」ときっぱり言うアイネ。
「私…、また何か間違えたのでしょうか?」と怯むマリア。
〈こんなことくらいで怯まないでよ…、この気の弱い皇女さまをどうしたらいいのかしら…〉と悩むアイネ。
「殿下」とマリアの顔を真正面から見るアイネにマリアは目を逸らします。
「目をそらさないで…」
「皇后様がいない今、この帝国で最も偉い女性は殿下なのです」
俯くマリア。
「陛下以外は誰ひとりとして殿下のご意向に背けません」
「例えば、そこにある石を殿下が金だと言ったら金になるのです!わかりますか?」とビシッと近くの石を指差しました。
一瞬、サァァっと心地よい風が2人の間に吹きました。
「だから怯む必要はありません、堂々となさっていたらいいのです」
再び真っ直ぐマリアを見るアイネ。
「誰かが殿下を侮辱したらこう言ってください、あの犬を黙らせない!」エッヘン。
〈ちょっと行き過ぎたかな…〉
短い沈黙の後、マリアがフフフ、アハハと笑い出しました。
その顔はパッと笑顔になり、目には涙を浮かべています。
〈男主人公たちがマリアに惚れる理由がわかる、綺麗で純粋…私の心も浄化されそう…〉
マリアは「ありがとう」と言ってアイネの手を握ります。
「おかげで元気がでました!さきほども私を庇ってくださいましたね、フォレグリーン嬢」
「どうして私の名前を…?」と驚くアイネ。
「会話の途中で聞きました、私はマリア・ルーン・アベラ・ヘスパイアです」と改めて自己紹介をされます。
アイネも「アイネ・ル・フォレグリーンです」と自己紹介しました。
「アイネとお呼びください」と言うと、「じゃマリアで!」と返され、「それはダメです」とバタバタしてまうアイネ。
〈いくらなんでもあなたは皇女で、私は公女だもの〉
明らかにシュンとするマリアに、「じゃあふたりの時だけってことで…」と言うと、マリアの顔は明るくなりました。
マリアからの突然の招待
「私のせいで集まりが台無しになってごめんなさい」と神妙な顔でマリアが言うので、「大丈夫です、殿下こそ気分を害されませんでしたか?」と優しく聞くアイネ。
〈マリアにとっては初の集まりで楽しみだったはず…〉
「私が行くべき席ではなかったようです、仕方ありません」と言って、ふっとアイネの顔を見ます。
アイネの手をギュっと掴み、「もう一度、場を設けてもいいかしら?」とキラキラの笑顔で聞いてきます。
「は、はい?」と驚くアイネ。
「アイネを宮廷に招待したいです!」
〈無理無理、絶対ダメ!マリアと関わると男主人公と絡れちゃうよ!〉
〈しかも皇宮には陰謀が渦巻いてそうだし…〉
期待感たっぷりの笑顔でアイネの返事を待つマリア。
〈断りにくいよ〜、お茶するだけならいいか…〉
「そ、そうしましょう」と答えると、「明日でもいいですか?」と嬉しそうなマリア。
「じゃあ、今日正式な招待状送りますね!色々と用意しなきゃ!」と言ってマリアは帰ってしまいました。
完璧にマリアに流されてしまったアイネは、後悔先に立たず。
〈本当に皇宮に行くの⁉︎〉
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ピッコマ│お別れを希望します【第20話】&感想
マリアちゃん、とっても美しくて純粋な感じでしたね!
アイネは完璧に小説のファン状態で笑ってしまいました。
本来ならアイネも一緒になってマリアの悪口を言ってる側だったのでしょうか?
そもそも社交クラブに参加してないって事でしたよね。
ここでアイネとマリアが出会って仲良くなることに今後の話が色々変わってくるんでしょうね!
それにしても、マリアちゃんって帝国の中で陛下の次に偉いんですね!
今更ですけど、今回の話で理解しました。
小説では帰還祝賀会でマリアとアサドが出会うという認識でしたが、マリアがアサドを好きになったら、有無を言わさずアイネと別れさすことも出来るんですよね?
それが嫌いな女性なら安易な事ですが、ここで仲良くなってしまった2人はいったいどうなるんでしょうか?
ピッコマ│お別れを希望します【第20話】のネタバレ&感想まとめ
今回は、ピッコマ作品「お別れを希望します。」の第20話のネタバレならびに感想をご紹介しました。
今後も最新話が更新されていく予定ですので、ビジュアルと共に楽しみたい方はぜひピッコマをチェックしてみてくださいね!