こちらでは“待てば0円!”で有名なピッコマで独占配信中の作品「廃妃に転生した私は小説を書く」【第14話】のネタバレをご紹介します。
この作品は Tencent先生・GUWO先生・BEIBEI先生が描く異世界転生物語です。
貧しい家に生まれながらも、実力と努力で成功を勝ち取り、人生これからだというところで交通事故に遭ってしまう彼女。
死にたくないと強く願い、目が覚めるとそこは炎が燃え盛る宮の中、今にも殺されかけそうになっていました。
時代を越えて再び人生がスタートするものの、宮殿中の嫌われ者・廃妃に転生してしまった彼女はこれから先どう這い上がるのか…!?
以下、ネタバレになるのでご注意ください。
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ピッコマ│廃妃に転生した私は小説を書く【第14話】ネタバレ
陛下「加え、錦嬪貴人の現位を剥奪し美人に降格」
…衛美人は貴人に昇格し、この華容宮の主と定める。
それに今後は「指示がない限りは衛貴人に対する外部からの接触は拒否するように」と部下に伝えました。
蕊慧「あっ!もうお昼ですし、陛下もご一緒にお食事をされてはいかがですか?」
陛下「……」
廃妃「あはは…こんなところではくつろげませんよね。少しお待ちいただけますか?」
すぐに片付けます、と言って彼女は蕊慧と蕊沁に急ぎ箒と雑巾を持ってくるように伝えます。
そして、廃妃は自ら箒を手に取り、彼女たちには陛下のお茶とお菓子を用意をするように指示しました。
陛下(箱入り娘で我がまま放漫だった彼女が、今や礼儀のみならず掃除までするようになるなんて…今までは本来の才能を発揮できていなかったというわけか…?)
まるで細い縄で締め付けられるように痛む心臓を押さえながら、懇々と彼女に対する考えを巡らせます。
陛下「我は細かいことは気にせん。それに貴人が掃除などするものではない」
今日はもう休むとよい、と廃妃から箒を取り上げて側仕えに渡しました。
陛下「また日を改めよう」
そう言い残して去っていく彼を見送る彼女は、今まで煩わしく思っていた気持ちが少し晴れたように感じたのでした。
翌日。
四全「偉大なる陛下のお言葉を述べます…」
そう言って巻物を読み上げる陛下の側仕えの前には、衛美人改め、衛貴人の姿がありました。
廃妃「有難きお言葉、至極光栄にございます」
感謝の意を込めて深くお辞儀をすると、読み上げられた巻物と一緒に手紙が渡されました。
四全「これは陛下からの預かりものです」
そこには、貴人という称号があれば今後は虐められることもなくなるだろう。と彼女を安心させようとする内容が書かれていました。
廃妃「……ふふっ」
蕊慧(うぁ…衛貴人のこんな笑顔は初めて見たわ…!)
四全「おお!どうやらお手紙の内容は嬉しいものだったようですね、私の報告も捗ります!」
ではこれにて失礼しますね、と言ってニッコリと微笑む側仕えに「お気をつけて」と伝え、宮の入口まで見送りました。
蕊慧「陛下のお手紙をとても気に入られたようですね!ずっとニコニコでしたよ!」
彼らが去った後、まるで女子トークに混じる娘のように、きゃいきゃいと詰め寄ってくる蕊慧。
廃妃「もうっ、蕊慧ったら!主人で遊べるようになっちゃって…!」
そんなに蕊沁と一緒に武術をやりたいようね?と冗談めいて言うと、彼女はバツが悪そうに用事を思い出したと言ってその場を去ろうとします。
どうやらお菓子として用意していたお饅頭が蒸しあがる頃だと言うのです。
廃妃「…そうだ、蕊慧!そのお饅頭を少し包んでおいてくれる?」
ある友人にお礼がしたいの…
廃妃が訪れた“友人”の元とは!?
〇〇「んん~!!このお肉美味しいわぁ、幸せぇ~」
とある宮を廃妃が訪れると、友人はどうやら食事を楽しんでいる最中でした。
〇〇「うげ…っ!?」
廃妃「ふふっ、美味しいお饅頭がちょうど出来立てでね…持ってきたのよ」
「どうぞこちらを…」と差し出す蕊慧と手元のお饅頭を交互に見ながら、彼女は何を企んでいるのか、と問います。
廃妃「昨日…あなたが知らせてくれたんでしょう?余美人」
なんで知ってるのよ!?と言って、とっさに驚く彼女は、すぐに自分が口を滑らせてしまったことを後悔しました。
余美人「あっ…べ、別にあなたの為にしたわけじゃないわ!陛下に遊びに来てもらおうとしてただけなんだから……」
と、極まりが悪そうに答える余美人に対して廃妃は、普段の余美人なら昨日の騒ぎに混じっていたであろうことを伝えます。
余美人「だ、誰があなたの為に陛下に密告したっていうのよ!私はただ孫美人と錦嬪が気に食わなかったからチャンスだと思っただけよ!」
「憂さ晴らしだ」と言い張る彼女に、廃妃は例え過程がどうであれ結果的に助かったということを素直に伝えました。
廃妃「それに…今後もし何かあれば私を探しなさい」
廃妃はあまり長居はしないでおこうと思っていたので、要件を伝えると「じゃあね」と言って早急に去ろうとしました。
余美人「待ちなさいっ!今後はここの主なんだからちゃんと私を守ってよね、衛貴人!」
あなたのこの勢いでよそ者はしっかり牽制してちょうだいよ!と言う彼女に、廃妃はニコリと微笑んだのでした。
その夜。
パリーン!とコップが高価な絨毯の上に落とされ、わなわなと怒りに震える月貴妃の姿がありました。
月貴妃「陛下の行動は予想外だったわ…この私が見通せないなんて、よろしくないわね…」
そう呟いて、こぶしを固く握りしめる彼女に側仕えである胡蝶は陛下のその後の行動を報告します。
胡蝶「陛下は先ほど自室に戻られて、お疲れのようだったのでそのままお休みになられたそうです」
月貴妃「そう?……ふふっ、なら私たちも急がないとね。この間手に入れた香がとても良いのよ、安眠を促してくれるの……」
胡蝶、本宮にそれを届けておきなさい…
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ピッコマ│廃妃に転生した私は小説を書く【第14話】感想
第13話を読んだ時点でそろそろ月貴妃が動き出す頃かとは思っていましたが、どうやら本格的に動き出しそうですね。
それに、彼女の下衆さがどこまで本性を現すのか少し楽しみな気もしており、ワクワクするのは私だけでしょうか…
皇帝を取り巻く廃妃と月貴妃の全面争いが起こる日も近いのではないかと感じております。
また、前話で孫美人や錦嬪貴人の行動を密告したのが余美人だったことにとても驚きましたね。
今後も犬猿の仲が続くと思っていたので、廃妃の位が上がって余美人を守らないといけない存在になったとしても、彼女の味方側に付く人間がまた増えたのではないでしょうか。
今後の展開に期待です!
ピッコマ│廃妃に転生した私は小説を書く【第14話】ネタバレ&感想まとめ
というわけで、今回は廃妃に転生した私は小説を書く【第14話】のネタバレおよび感想をご紹介しました。
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