こちらでは“待てば0円!”で有名なピッコマで独占配信中の作品「廃妃に転生した私は小説を書く」【第13話】のネタバレをご紹介します。
この作品は Tencent先生・GUWO先生・BEIBEI先生が描く異世界転生物語です。
貧しい家に生まれながらも、実力と努力で成功を勝ち取り、人生これからだというところで交通事故に遭ってしまう彼女。
死にたくないと強く願い、目が覚めるとそこは炎が燃え盛る宮の中、今にも殺されかけそうになっていました。
時代を越えて再び人生がスタートするものの、宮殿中の嫌われ者・廃妃に転生してしまった彼女はこれから先どう這い上がるのか…!?
以下、ネタバレになるのでご注意ください。
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ピッコマ│廃妃に転生した私は小説を書く【第13話】ネタバレ
廃妃「そう?…てっきり私は皇妃かなんかだと思ったんだけど、
じゃあ、私が特にあなたを知っておく必要はないわ。
知る必要もないでしょ?
それに…と言って距離を詰める彼女に、孫美人は後ずさります。
廃妃「私のお気に入りのイス…あなたもそれが好きなの?」
孫美人「な、なにをするつもり…!?」
彼女は横を通り過ぎ、後ろのイスに腰かけようとする行為一つに悲鳴を上げます。
もう、その場を完全に自分のものにした廃妃は、懐から出したお菓子を片手に「自分のイスに座るだけだけど?」と勝ち誇ったように言い放ちました。
しかし、屈辱で押し黙るしかない孫美人を後ろへ追いやり、新たな声を挙げた者がいました。
〇〇「以前、皇妃であった衛美人なら宮中内の規則くらいはご存知のはずですが…」
廃妃「…今度は誰よ?」
礼儀を疎かにするのはいかがなものかと、と言う彼女は、どうやら錦嬪(ニシキヒメ)貴人と呼ばれる本宮の主。
礼儀を尽くせと言い張る彼女ですが、廃妃は全く相手にせず、再びお菓子に手をのばし始めました。
錦嬪貴人「そ、その様な無礼な行為にどんな罰が下るかわかってるの!?」
廃妃「…そういった規則があるのは知ってますけど……こちらからも一点お伝えしておきますわ」
この私を処罰したいのであれば、まずは無事にここから出られることを考えるべきですよ。
そう静かに周りへ警告すると、腰かけていたイスの下へ手をのばします。
廃妃「私は…冷宮にいた頃からずっとこのイスと共に過ごしてきました。それは…その言葉の意味通り“どんなときも”です」
邪魔者を葬る時も、いつも一緒だったのです。
廃妃「だから…っ誰も私の邪魔はさせないわ!」
孫美人「ちょ、衛美人!?あなた血迷ったの!?」
そんな勇気ないくせに!と驚きの声が挙がる中で、彼女の手には短剣が握られていました。
廃妃「別に血迷ったわけではないわ。傷つけるつもりもないもの…」
殺すんだから…
ギィヤァァァァァァ!!
その言葉を口にした途端、礼儀なんてどうでもいいから助けてくれ、とあっけなく美人たちは泣きわめき、騒ぎ出します。
中には殺人だと大声を出して、外の人を呼び込む声も聞こえてきたほどです。
廃妃「え、そんなに…?」
実は、この状況。
あまりの出来事に一番驚きを隠せないでいたのは彼女自身でした。
廃妃が手にしているものは、蕊慧と蕊沁につくらせた山芋で彫ってある短剣。
いくら彫り方が上手いとはいえ、よく見れば誰だって気付けるはずです。
廃妃(この時代の女性はなぜこうも自制が無いのよ…そろそろこのくだらないお遊戯会の幕を閉じたいんだけど……)
幕を閉じてくれたのは…!?
この状況下でネタ晴らしをするのも気が引けるので、どうしたものかと頭を悩ませていると「静まれッ!!」と一喝する声が背後から聞こえました。
廃妃(あら、ナイスタイミングね!)
例え誰であろうと、この幕を閉じてくれるのであれば私の恩人よ!
…って、えええええ!?
錦嬪貴人「陛下!」
お助けください!と懇願する彼女たちを前に、陛下や部下たちの視線はおのずと廃妃に集まります。
しかも、彼女の手には偽物と言えど短剣が握られているので、陛下は「何をしている!?」と声を荒げて近付いてきました。
廃妃(うわぁ、こりゃ最悪冷宮に逆戻りだわ…)
彼女の手首をつかんで短剣を払い落とす陛下に、錦嬪貴人や孫美人は涙ながらに「私たちのために、狂った衛美人に罰を」と言います。
陛下「なんと図々しい!黙らぬかッ!」
衛美人の宮に押し入って虐め、終いには自己防衛せざるを得ない状況にまで追い込むとはどういうことだ!
廃妃(…おっと?そういう感じ?)
孫美人「へ、陛下…?」
実は彼、数刻前に四全からまた衛美人が虐められているとの報告を聞いていたのです。
なにより今回は、過去の行いからして敵の多い彼女のために、大事に至らぬようにと直々に足を運んだ次第でした。
そして到着直後、陛下のアングルからすると廃妃が脅していたのではなく、逆に虐められていたと勘違いしたのでした。
陛下(昔はよく私に食らいついていたのに、なぜそこら辺の奴らにこうも簡単にやられてしまうのだ…!)
彼女に対する別の怒りを抑えつつ、今後は容易に武器を手に入れるなと忠告します。
廃妃「は、はい…」
錦嬪貴人「陛下っ、事実無根です!どうか弁明の機会を!!」
陛下「そなたに聞くが…ここは誰の宮だ?」
錦嬪貴人「え、衛美人の宮にございます…」
陛下「なら…この残骸は誰が残したのだ?」
そう言って彼が指さす先には、眠りについていた廃妃を待っている間に彼女たちが食べたお菓子のゴミが捨てられていました。
「しかし!」と立て続けに言い訳をしようとする錦嬪貴人に、彼はさらに怒りをぶつけます。
そしてその場で下されたのは、ここにいる全員に三カ月の支給の停止と五日間の謹慎処分でした。
陛下「加え、錦嬪貴人の現位を剥奪し美人に降格」
…衛美人は貴人に昇格し、この華容宮の主と定める。
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ピッコマ│廃妃に転生した私は小説を書く【第13話】感想
まさか陛下がここまで表向きになって彼女の味方をしてくれるとは思っていませんでした!
しかも錦嬪貴人を降格させ、衛美人を貴人に昇格させるというお達しまでありましたね。
廃妃が美人になり貴人となった今、再び以前のように皇妃に戻れる日も近いのではないでしょうか。
余談ですが、蕊慧と蕊沁が作った山芋の短剣は確かに見間違うほどの出来栄えだったように思います!
食べられるらしいので危険性は皆無ですが、短剣を前に泣きわめく彼女たちの姿は少し見ものでしたね。
しかし、今回の出来事は黒幕ともいえる月貴妃の耳にも入るはずです。
貴人に昇格した廃妃の運命はどうなっていくのでしょうか…今後の展開に期待です!
ピッコマ│廃妃に転生した私は小説を書く【第13話】ネタバレ&感想まとめ
というわけで、今回は廃妃に転生した私は小説を書く【第13話】のネタバレおよび感想をご紹介しました。
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