こちらでは、ピッコマ漫画「逆ハーレムゲームの中に落ちたようです」の第8話のネタバレ・感想をご紹介しています。
着信音で起こされ、寝ぼけながら電話を取ると…気づけばそこは知らない部屋だった。
両隣には美形の男性が2人…どうやら誰かが遊んでいた逆ハーレムゲーム内の悪女「ユリエル」に転生してしまった様子。
だが、美形の彼らは自分を暗殺するために近づいて来て事を知ってしまう…
下記からネタバレを含みますのでご注意ください。
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ピッコマ│逆ハーレムゲームの中に落ちたようです【第8話】ネタバレ
「何やら物思いにふけっていらっしゃいますね」
「シッ静かに!」
侍女たちが窓の枠に手をかけ、外を向いたまま微動だにしないエルドリアの後ろでヒソヒソと話しをしています。
〈あいつ…本気で私にそんな大役を任せるなんて…〉
怒りで煮えたぎるエルドリア。
「…どうしよう」
〈こんなことになるなんて…〉
先ほどまでの陛下との会話を思い出します。
「リア、お前にどのような心境の変化があったのかは知らないが、昨晩の話を聞いて確信したのだ」
スタスタと近づいてくる陛下。
「お前にそのような慈悲があるのならば、今回の協議もうまくこなしてくれるだろうと信じている」
「慈悲…ですか…」と腑に落ちないエルドリア。
〈他人の目にはそんな風に見えるんだ。中の人間が変わってしまったことも心境の変化といえなくはないけど…〉
本当の皇女は消えてしまって、そうなってはじめて周りから望まれる皇女に姿になったとは質の悪い冗談のようでした。
「でも…」と否定の言葉を述べようとすると陛下が遮ります。
「もちろんはじめは慣れないだろう。分からないことがあればエクロット卿が手助けしてくれるはずだから心配はいらぬ」と微笑みます。
「…彼は今でも私の愛人でいようとしてくれるでしょうか?」
「何を言っている、お前が直接言い出さない限り、愛人を辞めることはできん」
「でも彼は私を恨んでいるはずです」
「リア、お前もよく分かっているだろう、彼がどういう人間なのか」
回想終了。
〈…結局恨んでいるのか、そうじゃないのか全然わからないんだけど?〉
壁に手をつき、うなだれるエルドリア。
〈そもそも愛人多すぎだし…〉
ピロン!
〈今度は何?〉
(エッセンが残した手紙を発見したあなた 「いつもの場所で待っている」)
(あなたはロビアのもとへ向かう途中でした あなたの選択は?)
A.エッセン
B.ロビア
〈ユリエル…、昨日の夜あんなことがあったっていうのに性懲りもなく…〉
〈エッセンじゃなくて私の方が夜逃げするべきだったんじゃ…〉
頭ががズキズキしてきます。
侍女デイジーの失態
「…ふう、出掛けたいわ」と侍女に伝えると、「えっ!?」と驚きます。
「ど…どちらへ…」とおずおずと尋ねる侍女に、「どこでもいいから1人で静かになれる場所に行きたいの」と答えます。
「ひ…姫様、それはなりません!」
〈何この反応…まさか皇女が以前に「外」で何かしでかしたとか?〉
「それじゃああなた」と1人に侍女を指差すエルドリア。
「あなただけ残ってあとは皆出ていって」と命令します。
残された侍女は「は…はい!私がお仕えさせていただきます!」とエルドリアの方にかけよろうとして足をくじき、「姫…様あぁ!!」とエルドリアめがけて転んでしまいました。
〈びっ…くりしたぁ〉と侍女を抱きとめるエルドリア。
〈派手に転ぶところだったわね〉
「大丈夫?」と聞きます。
侍女はガタガタと震え、目に涙を浮かべながら「も、も、申し訳ございませんでした!!」と深く謝ります。
エルドリアの足元見て侍女は「キャアアァ!!」と悲鳴をあげます。
「姫様のお召し物に靴跡が!!」
「な…何でもいたしますので、どうか命だけはお許しを…!!」
土下座をして謝る侍女。
「…あなた名前は?」と聞くエルドリア。
侍女は嗚咽を漏らしながら「デ…デイジーと申します…」と答えました。
「い…命だけは…お許しください姫様…」ヒック、ヒック…。
侍女のあまりにも怯えた泣き姿に、思わず「プハッ」と笑ってしまうエルドリア。
「!」とエルドリアを見るデイジー。
「ああ、ごめんさなさい、大丈夫?」とデイジーの頬に流れる涙をすっと指ですくいます。
「ぶつけたところは何ともない?」
「は…はい!大丈夫です!」
「もう泣かないで、命はとらないから」と言うと、「ほ…本当ですか?」と安堵するデイジー。
「それでは許してくださるのですか?」
「違うわ」と否定され、「え…?」と驚くデイジーに、「罰の代わりに教えてほしいの」と笑うエルドリア。
「城の中でもっとも散歩にふさわしい場所はどこ?」
散歩に選んだ場所で…。
「はあ…いい気持ち、やっと一息つける…」
広く広がる緑広がる庭園に佇むエルドリア。
風が心地よく髪を揺らしていました。
〈たった1日の間の出来事なのにまるで嵐に襲われたような気分だ〉
解決しないといけない問題が多すぎました。
〈皇女を恐れていたナドリカ、反対に愛を求めていたロビア、皇女を殺したいほど憎んでいたエッセン、最後にもうすぐ戻ってくるエクロットまで、どれもこれもメチャクチャな関係ばかり〉
元の体を取り戻すことができなければ、皇女としてこの世界にずっと生き続けていかないといけなくなります。
〈私はこれからどうすればー〉
歩いていた先にパッと目にはいるものがありました。
「!」
そこには1本の大きな木に寄り添うようにエッセンが立っていました。
人の気配に気がつき振り向くエッセン。
「…エッセン」と呟くエルドリア。
さっきの選択パネルが頭に浮かびました…。
(エッセンが残した手紙を発見したあなた 「いつもの場所で待っている」)
(あなたはロビアのもとへ向かう途中でした あなたの選択は?)
A.エッセン
B.ロビア
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ピッコマ│逆ハーレムゲームの中に落ちたようです【第8話】感想
エルドリアの苦悩が手にとるように伝わってきましたね!
エルドリアの身体に乗り移った人の、と言った方がいいかもしれませんが。
今の状況をどうにか収めて、ゲームから消えてしまえることができるかどうかは定かではありませんが、生きてゲームの世界にいる以上はエルドリアでいないといけない。
そんなエルドリアは何人も愛人をはべらせて、悠々自適に生活していたわけで…。
本物のエルドリア、どこにいってしまったのでしょうか…?
自分の身体に戻りたがっていそうですよね?
とはいえ、今はエルドリアの身体を借りた別の人物がユリエルに殺されることなく頭を使いながら愛人のとの関係を精査してと…、なかなかやっぱりハードです。
そして、ちょっと1人で休もうと選んだ場所がエッセンとユリエルが待ち合わせしている場所だったなんて…。
ユリエルはロビアとエッセンのどっちを選んだのでしょうか?
逆ハーレムゲームの中に落ちたようです【第8話】ネタバレ&感想まとめ
今回は、ピッコマ作品「逆ハーレムゲームの中に落ちたようです」第8話のネタバレおよび感想をご紹介しました。
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