こちらでは、ピッコマ漫画「逆ハーレムゲームの中に落ちたようです」の第19話のネタバレ・感想をご紹介しています。
着信音で起こされ、寝ぼけながら電話を取ると…気づけばそこは知らない部屋だった。
両隣には美形の男性が2人…どうやら誰かが遊んでいた逆ハーレムゲーム内の悪女「ユリエル」に転生してしまった様子。
だが、美形の彼らは自分を暗殺するために近づいて来て事を知ってしまう…
下記からネタバレを含みますのでご注意ください。
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ピッコマ│逆ハーレムゲームの中に落ちたようです【第19話】ネタバレ
「何を言っているのかと聞いたのよ」
〈「特殊ルート」なんて出てきたのは初めてだわ〉
〈まさかとは思ったけど、皇帝までがユリエルと手を結んで私を…自分の妹を殺そうとするということ?〉
〈そうなるのを指をくわえて見ているわけにはいかないわ〉
ユリエルから手を離すと手紙が下に落ちました。
総侍女長が「ご心配をおかけして申し訳ございません姫様」と言って、その手紙を拾います。
「謝罪しろだなんて一言も言ってないわ、私はユリエルをこのまま見逃してやるつもりはないの」
エルドリアの怒りは収まりません。
「少なくともこのまま無事に帰してやるつもりはね」
総侍女長は頭を下げます。
「姫様、お怒りをお鎮めください」
「陛下がこの宮人に特別に命じた仕事があったのです。罰を与えられるのであれば、陛下の命をこの者へ伝えた私にお与えください」
〈くだらない嘘ね、ユリエルがこんなことをしたのは「弱点入手」のため。そこに皇帝が加担しているはずなどない〉
〈皇帝が興味を持っているからという理由で、私の前で皇帝の名前を出してまでユリエルを助けようとするなんて〉
「陛下が下された命令ですって?」
「その手紙を読んでも同じことが言えるのかしら?」
〈ユリエルが何をしたのかも知らなかったくせに〉
「…私などに陛下のお心を全て察することはできませんが、姫様は地方の貴族たちへは無関心でいらっしゃいますので、お名前を借りてでも縁を結ぼうというお考えであったのではないでしょうか」
「陛下がこの侍従を呼ぶようにと仰っておいでです」
ギリッと歯を食いしばるエルドリア。
「命に背きこの場所に足を踏み入れた罰は後ほど下されますよう…」
総侍女長の言葉に耐え切れなくなったエルドリアは声を荒げます。
「たとえ陛下がそう言っているとしても!私の宮の使用人を勝手に連れて行くことは許さない!」
「陛下に今すぐ会いに行くわ!それまでは絶対に引き渡さないからそのつもりでいなさい!」
「誰か!この者を捕らえて!」
唖然とするユリエル…。
皇帝がユリエルを庇う理由
「陛下」
「リア?…どうしたんだ急に?」
陛下の後ろに控える侍従を見てすでに話は聞いていると確認するエルドリア。
「ユリエルをここへ呼ばれたそうですね?」
「…私がお前に伝えずに下した命令のせいで怒っているようだな」
〈嘘、堂々とシラを切るなんて、さすがはあの総侍女長の主人ね〉
「ユリエルはここには来ませんわ」
「私の命令に背くというのか?」
「ええ、彼女は宮にいてはいけない人間です」
「私の接近禁止命令を破りました。これは帝国法に反する行動です」
グッと皇帝を見据えるエルドリア。
「従って、帝国法により裁くつもりです」
「殺しはしませんのでご心配なく…今すぐここに来るようにという命は撤回してください」
「…」
何か考えている様子の皇帝。
「私のためだったとは言いますが、私の許しも得ず陛下が命を下されるほど急を要するわけでもないでしょう?」
「それとも、あの者が今すぐ陛下にとって必要であったためにそのように仰ったのですか?」
「ふう…」とため息をつく皇帝。
「…分かった、お前の言うとおりにしよう」
「それでは私はこれで…」
皇帝の前を立ち去ろうとして、ふいに立ち止まるエルドリア。
もう一度、皇帝を振り返り尋ねます。
「…惚れてしまわれたのですか?」
驚いた表情の皇帝。
〈システムは6回の偶然の出会いが必要だといったけど、それはもう「偶然の出会い」ではないはずだ〉
システムウィンドウが表示されます。
(「監禁」状態に入ります 「皇帝の呼び出し」イベントは自動的に中止となりました)
〈皇帝はすでに変わってしまった〉
ユリエルの罰とナドリカの所在
自室のベッドに座るエルドリアが侍女に尋ねます。
「どうなったの?」
「棒たたき7回の刑を受けたそうです」
〈肉が裂けてしばらくの間は歩くことさえも座っていることさえ苦痛なはず〉
「デイジーは?」
「明日まではよく休むようにと言い聞かせました。今は自分の部屋に戻っています」
「分かったわそれじゃあ…」と言いかけて侍女を引き止めるエルドリア。
「ナドリカが今どこにいるか知ってる?」
全身が映る鏡の前で、自身の傷を見るナドリカ。
姫様に言われた「これからはちゃんと手当てするのよ」という言葉を思い出していました。
「姫様…」と呟くと突然声がしました。
「これがあなたの部屋なのね」
「!」
驚いて振り返ります。
「ひ…姫様!?」
「どうしてこんな薄汚いところへ…!」
「どうしてってあなたが来ないから私が来たんじゃない」
コツコツとナドリカに近づくエルドリア。
「ぼ…僕は…」と顔を真っ赤にしているナドリカにスッと手を伸ばします。
〈本当に久しぶりだ。この温かく柔らかな香り〉
エルドリアはナドリカを抱きしめていました。
「会いたかったわナドリカ」
ドサッとベッドにナドリカを押し倒します。
「…それじゃあ、どうして私を避けていたのか答えを聞かせてもらおうかしら?」
顔を真っ赤にしたナドリカを見下ろすエルドリア…。
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ピッコマ│逆ハーレムゲームの中に落ちたようです【第19話】感想
なんと!ユリエルに助け舟が!!
しかも陛下の命令だというではないですか…。
すでに陛下もユリエルの駒のひとつになったいたなんて、衝撃すぎます…。
いくら妹とはいえ、皇帝に逆らったりはできそうにないのかな?なんて思っていましたが、エルドリアも強かったですね!
皇帝に直談判に行きました。きちんと理論立てて抗議して、陛下も従わざるを得なかったという感じでしょうか?
最後の「惚れてしまったのですか?」の質問に、なんでわかったの!?みたいな皇帝の表情は吐き気がするほど引きましたよ…。
お尻叩きの罰にあったユリエルですが、お尻叩きで肉が裂けるって結構エグくないですか?
それなりにきちんとした罰で驚きました。
ちょっとの間はユリエル大人しくなるのかな?
そして、久しぶりのナドリカの登場~!
待ってました~!
次回、楽しみです!
逆ハーレムゲームの中に落ちたようです【第19話】ネタバレ&感想まとめ
今回は、ピッコマ作品「逆ハーレムゲームの中に落ちたようです」第19話のネタバレおよび感想をご紹介しました。
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