こちらでは、ピッコマ漫画「逆ハーレムゲームの中に落ちたようです」の第16話のネタバレ・感想をご紹介しています。
着信音で起こされ、寝ぼけながら電話を取ると…気づけばそこは知らない部屋だった。
両隣には美形の男性が2人…どうやら誰かが遊んでいた逆ハーレムゲーム内の悪女「ユリエル」に転生してしまった様子。
だが、美形の彼らは自分を暗殺するために近づいて来て事を知ってしまう…
下記からネタバレを含みますのでご注意ください。
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ピッコマ│逆ハーレムゲームの中に落ちたようです【第16話】ネタバレ
〈あの男は誰?〉
〈皇女が直接選んだ者たちの中でも、ひときわ目を引く男〉
騎士団はまだザワついています。
「姫様、何か仰ってください!」
「お気に障ることがあったのであれば謝罪いたします!」
「どうかお許しください姫様!」
「お許しください!」
エルドリアが口を開きます。
「私があなたたちを殺すとでも言ったかしら?」
「し…しかし!」
「あなたたちの存在意義は何?」と問います。
「姫様の…喜びのために…」
ズーンと落ち込むエルドリア。
「それでも騎士団だと言えるの?」
言葉なく立ちすくむ騎士団の男たち。
「教育を受ける道を教えてあげるわ、もともと騎士の資格を持っている者もそうでない者も」
「今度の昇級試験を受けなさい」
「通過すれば皇室騎士団の一員として残ることができる、通過できなければ宮を去ればいいわ」
「姫様!我々が通過することなどできるはずがありません!外部の見習い騎士たちも毎年大勢落ちてしまう試験なのに…。」と騎士団の男が声をあげました。
「それならわざわざ国から俸給をもらいながらここで暮らしている理由は何?」
「このままずっとこんな風に生きていくつもり?」
シーン…と静まり返ります。
〈ようやく本当に騎士団が解散させられるかもしれないという危機感を抱いたようね〉
「寵愛で手に入れられたものは結局は奪われるだけよ」
「本当にそんな暮らしを続けたいの?」
「今この場で私を説得してその地位を維持したとして、明日は?あさっては?その後はどうなるの?」
グッと拳を握る騎士団の男が意見します。
「帰る場所が…ありません!」
「召使がしがない首都の牛乳配達員が権力からはじき出された男爵家の末息子がここを出て行く場所などどこにあると仰るのですか!?」
ディペットの弟子・皇室副騎士団長
さっきのあくびをしていた男を指差します。
「あいつなら何の心配もないでしょうが、俺たちはそうじゃないんです!」
今だ眠そうにあくびをしている男を見るエルドリア。
〈あの男?そんなふうに言われるなんて一体…?〉
騎士団の男は続けます。
「あいつは…!あいつの師匠は皇室総騎士団長だから何をしたって騎士団には残れるでしょう!」
「何ですって?」とショックを受けるエルドリア。
「以前に皇室副騎士団長として在籍して…」と話している騎士団の男を無視してその男に近寄るエルドリア。
「どういうこと?」と尋ねます。
「何がですか?」と答える男。
「つまりレオ・ディペットは…」
「俺の師匠ですよ」
〈仲間どころか弟子さえ…これは…ディペットが皇女を憎むのも仕方ないわね!〉
「なるほど…」と意気消沈のエルドリア。
「他の仕事を始めるならお金が必要でしょう。充分な支援金を用意するわ」
そういって騎士団の方に向き直ります。
「すぐに公文を送るから昇級試験を受けない者たちは支援金を受け取って宮を去りなさい、それかそのお金で見習い騎士訓練を受けてもいいわ」
エルドリアの決断に揺れる騎士団
「俺は去れません!」と大きな声がします。
「!」
エルドリアの足元にすがり付いてくる騎士団の男。
「これまでの歳月がそんなもので報われるとお考えですか!?」
「俺を…俺を愛人として受け入れてください!」
「なぜこのような仕打ちをなさるのですか…俺のことを愛でてくださったではありませんんか!」
もはや正気を失った男はエルドリアの身体に触れ恐怖すら感じます。
「俺のことを好いてくださったでしょう!?姫様!!」
その男を後ろからグイッと引っ張る者がいました。
離れた隙にエルドリアの前に入るロビア。
「大丈夫ですか?」
男を制したのはさっきのあくびをしていた男でした。
「これはこれは…失礼しました、突然の退出通告をあなたから目の前で受けたんだ、1人くらい気が触れてしまう者がいたっておかしくはないでしょう?」
エルドリアにすがり付いていた男を足で蹴りながら話す男。
「姫様どうか善処の程、よろしくお願いいたします」
「俺が」ドカッ、「うまく丸め込んで」バキッ、「おきますので」ドカッ!
「…善処はするからそんな形で抗議するのはやめて、本当に死んでしまうわ」
「ゲホッ」
男の動きが止まります。
「ちゃんと加減して蹴ってますから大丈夫ですよ」
〈さっきのような反応があるのは当然のこと、ここにいる男たちはこれまで皇女の玩具として生きてきたのだから〉
〈自分だって当事者だろうにまるで他人事ね〉
「あなたは平気なの?」
倒れた男を担いでいこうとする男に問いかけます。
スッと振り向き、「さあ?」と答える男。
「きっと平気なように『見える』だけでしょう?」と言って去っていきました。
「あの男は一体…」と呟くエルドリア。
「…彼については聞いたことがあります」とロビアが答えます。
「名はシガー。最年少かつ最初の平民出身副騎士団長であったそうです」
「…」
シガーの後ろ姿を見つめ「戻りましょう」とロビアに言いました。
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ピッコマ│逆ハーレムゲームの中に落ちたようです【第16話】感想
ひときわ目立つ男がまさかディペットの弟子だったとは!!
それはかなり皇女が嫌われている理由がわかりましたね。
でもどうして皇女の玩具に成り下がってしまったのでしょうか?
それはシガーでないとわからない理由がありそうですけどね。突然解散とか言われたら取り乱す気持ちもわかりますが、シガーのあの仕打ちもひどい…。
まあ、仲間っていう意識はなさそうですけど。
こんな風にしてひとつひとつ元の皇女の痕跡をなくしていってますけど、これが元の皇女がもし身体に戻ってきたら悲鳴ものですよね?
今のエルドリアには必要ないので仕方ありませんけど。
逆ハーレム状態をなくしていった先に何が待ち受けているのか楽しみですけどね!
エルドリア応援中!!
逆ハーレムゲームの中に落ちたようです【第16話】ネタバレ&感想まとめ
今回は、ピッコマ作品「逆ハーレムゲームの中に落ちたようです」第16話のネタバレおよび感想をご紹介しました。
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